1.2.3.ランドリーアドバイス 洗濯の基礎知識家庭用洗剤は主原料である界面活性剤に種々の洗浄力増強剤及び添加助剤を配合してさまざまな用途に適したものがつくられています。洗剤の組成界面活性剤のもつ4つの作用が総合的にはたらいて、石鹸や洗剤の洗浄力が発揮されます。汚れ落ちのプロセス界面活性剤は、油になじみやすい部分（親油基）と水になじみやすい部分（親水基）の両方をもっています。そのため、親油基は汚れと結びつき、親水基は水と結びついて、汚れを水の中へ取り出すことができるのです。界面活性剤のはたらき界面活性剤は、親油基が汚れの表面に向けて集まり、汚れと繊維の間に入り込んでいきます。（浸透作用）界面活性剤が汚れを包み、繊維に再び付着させません。（再付着防止作用）水ですすげば、界面活性剤といっしょに汚れは洗い流されます。汚れを水中に取り出します。（乳化・分散作用）親油基親水基水になじみやすい部分（親水基）●界面活性剤の構成汚れを落とすしくみすぐにコップ1～2杯の水あるいは牛乳または生卵を飲ませる。無理に吐かせてはいけない。吐物や泡が気管に入ると肺炎をおこす可能性がある。自然に嘔吐が生じた場合は、吐物を吸入しないように注意する。酢、フルーツジュースを飲ませるのは好ましくない。中和熱が発生して、損傷をさらにひどくしてしまう可能性がある。嘔吐や口内・咽喉・食道・胃粘膜の障害による痛みや刺激がみられる。症状が激しい場合、虚脱状態、チアノーゼ、呼吸困難・昏睡状態となる可能性もある。原粉末や原液、または多量の希釈液を飲んだ場合2Caseこすらずに、すぐに水で洗眼する。症状が軽減しない場合、医師に相談する。誤って目に入った場合3Case行うべき処置は 印 してはいけない処置は 印塩素系漂白剤や酸素系漂白剤で漂白ができます。酸素系漂白剤のみが使えます。漂白剤は使えません。家庭でタンブル乾燥ができます。「点（・）」は乾燥温度を表します。「・ ・」はヒーターを「強」などに設定します。「・」はヒーターを「弱」などに設定します。アイロンを掛けることができます。「点（・）」はアイロンの底面温度の上限を表します。「・・・」は200℃（高温）まで「・・」は150℃（中温）まで「・」は110℃（低温）までタンブル乾燥はできません。アイロンは掛けられません。「手洗い」をします。洗濯液の上限温度は40℃です。家庭での洗濯はできません。パークロロエチレンなどの溶剤を使用します。家庭洗濯の記号ドライクリーニングの記号ウエットクリーニングの記号石油系溶剤を使用します。ドライクリーニングはできません。ウエットクリーニングができます。ウエットクリーニングはできません。漂白の記号タンブル乾燥の記号アイロン仕上げの記号財団法人日本中毒情報センター資料より取り扱い絵表示の意味油になじみやすい部分（親油基）ホームケア商品を誤って飲んだ時などは次の処置をしてください。ブリーチ・ブリーチの時はさらにこすらずにすぐ流水で15分以上洗眼し、医師に相談する。ブリーチ・ブリーチの時はさらにすぐに水で十分口をすすぐ。ブリーチ・ブリーチの時はさらに1234嘔吐や下痢症状が激しかったり、様子がおかしい場合は医師に相談する。刺激によって充血や疼痛が生ずることもあるが、重大な障害となることはない。刺激によって充血や疼痛が生ずることもあるが、重大な障害となることはない。毒性上ほとんど問題はないが、まず水で口をすすぐ。希釈液をなめたり、一口飲んだ場合1Case様子がいつもと違う場合は医師に相談する。誤飲したものを薄めたり、食道や胃粘膜を保護するために、念のためコップ1杯程度の水あるいは牛乳または生卵を飲ませる。口内に刺激や痛みがみられることもある。家庭洗濯（洗濯機洗い）ができます。記号の中の「数字」は洗濯液の上限温度です。「 」は「線なし」よりも、弱く、「 」は更に弱い洗濯機での洗い方です。80Home Care［ホームケア］よくあるご質問洗濯の基礎知識
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